環境保全および地球温暖化を抑止する目的で、日本のセダム研究の第一人者である、株式会社フジタ(パラダイスパーク)の藤田道明氏によって在来種のキリンソウから新品種である常緑キリンソウ「トットリフジタ1号」が開発されました。
この常緑キリンソウは、湿潤の状態では一般的な植物が気孔を開いて行う光合成(C3型)方式、乾燥状態ではサボテンなどの植物が気孔を閉じて行う光合成(CAM型)の方式を、環境に合わせて変えるハイブリットの植物のため、湿潤と乾燥のどちらにも強く、茎が木質化することで芝などに比べ大量のCO₂を固定します。メンテナンスが困難な場所や恒久性のある環境緑化として活躍しています。